小学生の学習プリントをChatGPTで無料で作る方法|プロンプト例・活用事例あり

市販のドリルを買っても、うちの子のレベルに合ってないことがある……

プリントやドリルを探してみても、ちょうどいいものがなかなか見つからない
そんなモヤモヤ、ありませんか??
そんなお悩みを解決すべく、今回はChatGPT(通称:チャッピー)を使って、わが子にぴったりの学習プリントを作る方法をお伝えします!
ChatGPTを使えば、わが子の苦手や好きに合わせたオリジナルプリントを無料で作れます。
ぜひこの記事を参考に、学習プリントを作ってみてくださいね!

わが子が苦手な部分だけ繰り返してやらせたいけれど、市販のドリルでは1単元のボリュームが決まっていて、その分野だけピックアップするとすぐに終わってしまう……
でも自分でイチから問題を作るのは面倒…
私はそんな悩みからChatGPTを使い始めました!
※この記事ではChatGPTで解説していますが、GeminiやClaudeなど別の生成AIでも作れます!
【準備】最初にやること

ChatGPTのアカウントを作成する
まずはChatGPTのアカウントを作りましょう。無料プランでも十分です!
ChatGPT(https://chatgpt.com/ja-JP/ )にアクセスして、右上の「無料で新規登録」からGoogleアカウントやメールアドレスで登録してください。

ChatGPTは会員登録をしなくても使えますが、画像の取り込みができなかったり利用回数がかなり少なかったりするため、会員登録をすませておくことをおすすめします。
スマホで使いたい方も会員登録が必要です。

私は、
- 普通にプリントを作るならパソコン
- 撮影した画像からプリントを作る場合はスマホ
と使い分けています!
この記事ではおもにパソコンの画面で手順を紹介します!スマホでも同じようにできますので、やってみてくださいね。
ChatGPTの「学習機能」をオフにする
学習機能とは、入力した内容(プロンプトや個人情報など)をChatGPTに学習させないようにする設定のこと。パソコンでもスマホでも簡単にできます。
とくに子どもの名前を入力してプリントを作る場合、この設定をしておくと安心です。
1.「設定(Settings)」を開く
画面左下の自分のアイコンをクリックし、

「設定」を選択します。

スマホアプリの場合は、左上の「=」メニューを開き、一番下の自分の名前をタップします。


この後、「データコントロール」→「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすれば設定OKです!
2.「データコントロール」を選択する
設定画面の左側のメニューから「データコントロール」を選択します。

3.「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする
「すべての人のためにモデルを改善する」という項目のスイッチをクリックしてオフにし、「実行する」を押します。

プリント作成~印刷までの手順

Step 1. プロンプトを入力する
ChatGPTのチャット欄にプロンプト(指示文)を入力して送信します。

入力内容については、このあと具体的なプロンプト例を紹介するので、そちらを参考にしてください。
すぐにプロンプトを確認したい方は、以下のリンクからどうぞ!
Step 2. 出力内容を確認する
プロンプトを入力すると、ChatGPTが問題文や解答を出力してくれます。

ときどき、解答が合っていないことや問題として成立していないことがあるので、印刷前に必ず一度目を通してください。
おかしいと思った箇所は「問題○○の答えを確認してください」のようにと入力して直してもらいましょう。
Step 3. GoogleドキュメントまたはWordにコピーする
印刷の準備として、ChatGPTが出力した内容をGoogleドキュメント(またはWord)に貼り付けます。
Googleドキュメントは、Googleアカウントがあれば無料で使えます!
出力されたものをGoogleドキュメントにそのまま貼り付けたのがこちらです。
Step 4. 見た目を整えて印刷する
Googleドキュメント(またはWord)にコピーしたら、見た目を整えます。
文字がいっぱいで詰まって見えると、子どものやる気が削がれてしまいます。子どもがやる気を出しやすいよう、見やすさにこだわって整えましょう!
見た目を整える際の基本は、フォントサイズと余白です。
- フォントサイズを14〜16pt程度にする
- 余白を広めに取る
見た目を整えたファイルがこちらです。
見た目を整えるだけでぐっとプリントっぽくなります!


見た目を整えたら印刷しましょう。
左上の「ファイル」を押して、

「印刷」→「現在のタブを印刷」と進むと、印刷設定画面にうつります。

- インクを節約したい場合は、モノクロ印刷を選びましょう
- 互換インクは純正品よりかなりお得!
- コピー用紙はまとめ買いがお得!
【基本編】ChatGPTで学習プリントを作るプロンプト例
【】の部分を書き換えて使える基本的なプロンプトです。一般的なプリントはこちらのプロンプトで出力できます。
算数:計算
【小学3年生】向けの算数の計算問題を【10問】作ってください。
【足し算と引き算を混ぜて、2桁までの計算】にしてください。
算数:文章題
【小学3年生】向けの算数の文章題を【5問】作ってください。
テーマは【スーパーでのお買い物】にしてください。
【かけ算とわり算を使う】問題にしてください。
国語:漢字
【小学3年生】が習う漢字を使った練習問題を【10問】作ってください。
【漢字の読み方を答える問題と、ひらがなを漢字に直す問題を5問ずつ】にしてください。
解答
親が後で丸付けしやすいように、解答も出力しましょう。
ただ、「解答も出力して」とだけお願いすると、問題と解答が交互に出てきてしまうこともあります。
そこで、問題出力を依頼するプロンプトに続けて、以下のような1文を付け足しましょう。
親が後で丸付けしやすいように、解答と解説は一番最後にまとめて出力してください。
そうすると以下のように解答がまとめて出てきます。

【アレンジ編】ChatGPTで学習プリントを作るプロンプト例
なんとなく慣れてきたら、わが子の苦手や好きに合わせてアレンジしてみましょう。
ここではアレンジ編のプロンプトを3つ紹介します!
算数:特定のつまずきを克服するプリント
あなたはプロの小学校教師です。小学3年生の算数「あまりのある割り算」の練習問題を作成してください。
【条件】
・問題数は10問。
・子どもは「あまりが割る数より大きくなってしまう」という計算ミスをよくします。そのため、そのミスに気づきやすいようなひっかけ問題を3問程度混ぜてください。
・子どもが解き終わったあと、親がすぐに丸付けできるよう、最後に見出しをつけて解答を出力してください。
・解答の横に「子どもが間違えたとき、親はどう声をかければよいか」のワンポイントアドバイスも一言添えてください。
上記のプロンプトで実際に出力されたのがこちら↓です。
出力結果からもわかるとおり、同じプロンプトでも出力される内容はばらばらです。
「こんな問題にしてほしい」というイメージがある場合は、
- 「15 ÷ 4 =」のような式だけでお願いします。
- 「15このキャンディーを4人に配りました。ひとり何こずつになって、何こあまるでしょう。」のような、簡単な文章題でお願いします。
のように具体例をあげて伝えると、イメージに近いものを出力してくれます!
算数:日常生活に落とし込んだ文章題
小学3年生向けの「時間と時刻の計算」の文章問題プリントを作成してください。
【条件】
・問題数は5問。
・「〇〇君が家を出た時間は〜」のような一般的な問題ではなく、「YouTubeを45分見て、そのあとゲームを30分したら合計何時間何分?」のような、子どもの日常に身近なシチュエーションの文章題にしてください。
・1問目から徐々に難易度を上げ、最後の5問目は少し頭を使う応用問題にしてください。
・最後に「解答」と「間違えた場合に図を書いて教えるときのヒント」を出力してください。
上記のプロンプトで実際に出力されたのがこちら↓です。今回も2パターン紹介します!
ChatGPTを活用すると、出力するたびに内容が変わります。何回か出力させてみて、気に入ったものを選ぶのもひとつの方法です。
国語:子どもの好きなものをテーマにした長文読解
小学3年生向けの国語の読解問題プリントを作成してください。
子どもは活字を読むのが苦手ですが、「ゲームの世界での冒険」というテーマなら興味を持ちます。
【条件】
・ゲームの世界を舞台にした、ワクワクする短い物語(400文字程度)を書いてください。
・漢字は小学3年生までに習うレベルにしてください。
・物語の下に、以下の3つの問題を作成してください。
- 登場人物の気持ちを問う選択肢問題
- 文章の中から答えを探して抜き出す問題
- 「もしあなたならどうする?」という自分の意見を書く記述問題 ・親が丸付けするための模範解答と解説を最後に出力してください。
上記のプロンプトで実際に出力されたのがこちら↓です。

本を読むのが苦手な子でも、自分の好きなテーマなら集中しやすいもの。
そこでわが子オリジナルの読解問題を作ってみるのもおすすめです。
市販のドリルには絶対にできないAIならではの強みです!
ChatGPTで学習プリントを作る際の工夫4選


とくに我が家では「子どもと一緒に作る」のがかなり効果的でした!
作成にかかわることで、息子は普通のドリルよりも楽しんで取り組んでいます!
また「画像から問題を作ってもらう」のは、私が気に入っていることです。こんな感じというイメージを伝えやすい、おすすめの方法です!
子どもと一緒に作る
「ChatGPTにプリントを作ってもらおうと思うんだけど、どんなのがいいかな?」など、子どもに相談し、作成からかかわってもらうことで、子ども自身が自分事として捉えられるようになります。
結果的に、プリントに取り組むハードルが下がる効果が期待できます!
ある程度はママが決めておいて、
「ChatGPTに漢字プリントを作ってもらおうと思うんだ!10こ漢字を選びたいんだけど、3つは○○くんのリクエストを入れようかな~」
と、一部子どもの意見を取り入れるもおすすめです!
子どもの名前や好きなものをプロンプトに入れる
問題の主人公を子ども自身にしたり、問題の舞台を子どもの好きなものにしたりするのも、子どもの意欲を高めることにつながります!とくに低学年の子に効果的かなと思います。
以下、プロンプト例です。
小学○年生向けの算数の文章題を5問作ってください。
主人公の名前を「○○(子どもの名前)」にして、舞台を恐竜の世界にしてください。
足し算と引き算を使う問題にしてください。
子どもの名前など個人情報を入力する際は、必ずChatGPTの学習機能をオフに設定しておきましょう。
※学習機能オフの設定はこちら
スマホで撮影した画像から問題を作ってもらう
ChatGPTは画像を読み込むことが可能です。
こんな感じの問題を作ってほしいんだよな~というときは、スマホでその問題を撮影し、プロンプトを添えて、ChatGPTの画像入力から送ります。
スマホでChatGPTの下にある「+」を押すと、カメラが起動して撮影できます。


【活用例①】テストの解き直し問題を作成する
我が家ではテストの解き直しに活用しています。
息子・なっぴーは、間違えた問題の解き直しがあまり好きではありません。
そこで、新しい問題かのようにプリントを作ってあげています。(解き直しと気づかせないのがポイントです(笑))
テストで間違えた問題を撮影し、
この問題を解き直したいので類題を作ってください。同じくらいのレベルでお願いします。
のように伝えれば、解き直し用の新しい問題ができます!
【活用例②】練習したい漢字だけを集めたプリントを作る
我が家では、漢字ドリルのこの部分の漢字だけを練習させたいというシーンがよくあるのですが、そんなときには漢字ドリルの該当部分を撮影し、ChatGPTに問題を作ってもらっています。


一発で思うような内容にならないときは、ChatGPTとやりとりしながら作成しています。
私とChatGPTの実際のやりとりはこちらです。
デザインにこだわりたいならCanvaの活用もおすすめ

「Canva」とは無料で使えるデザインツール。難しい操作は一切不要で、直感的に使えます。
ChatGPTの問題をコピペし、かわいらしいイラストを飾れば、オリジナルの仕上がりになります!


ChatGPTを使うときに知っておきたい3つのこと

出力内容は必ず確認する
ChatGPTで出力すると、問題文と解答が一致していないことや、問題として成立していないことがときどきあります。
変だなと感じたら、ChatGPTに「この問題の答えを確認してください」「この問題、問題として成立してるか確認して」などと入力してチェックを依頼しましょう。
無料版には1日の使用上限がある
ChatGPTの無料版は、1日に使える回数に上限があります。

週末にまとめてプリントを作っておきたい場合や、きょうだいのプリントを作ろうとする場合には、とくに注意が必要です。
ChatGPTとのやりとりが増えると早く使用上限に達してしまうので、プロンプトを1回にまとめるのが効果的です。
また、アカウントを複数作ったり、別の無料AI(GeminiやClaudeなど)を併用したりするのもよいでしょう。
正直……手間がかかる
ChatGPTを使えば無料でわが子に合ったプリントが作れますが、作成する手間・印刷する手間・丸付けの手間がかかります。
ChatGPTでのプリント作りはコスパ最強ですが、万能ではありません。
ママの手間が増えるというデメリットもあるので、ほかの方法と上手に組み合わせて活用するのがおすすめです!
極力手間を省きたいなら、丸付けまで全部やってくれるタブレット学習に頼るのも立派な戦略です。
こちらの記事では娘・ぴいこの体験を踏まえて、Z会タブレットコースのおすすめポイントや注意点についてお伝えしています。参考にしてみてくださいね!

ChatGPTでのプリント作りに挑戦してみよう!

ChatGPTを使えば、わが子の学年・苦手な分野・好きなものに合わせた学習プリントを、コスパよく作れます。難しい操作は不要なので、ぜひ試してみてください。
個人的には、子どもが「やってみようかな?」と思えるのが大切かなと思っています!
子どもと一緒に作ったり、子どもの好きなテーマにしたりするほか、「ママが頑張って作ってみたからやってみて~。感想聞かせて~」など子どもにお願いしてみるのも効果的です!
お子さんの様子にあわせていろんなアレンジで楽しんでくださいね!
学習プリントを活用して、自宅学習を習慣化する方法や継続するコツについては以下の記事も参考になると思います。ぜひご覧ください^^



