「習い事をさせられない」と悩むシングルマザーへ|お金をかけずに子どもの興味を広げる3つのアイディア

周りの子どもたちはみんな習い事をしているみたいだけど、うちは習い事をさせる余裕がない……
そんなふうに焦ってしまうことはありませんか?
なかには「子どもに十分なことをしてあげられていない」と、胸が締め付けられるような思いを抱えているシングルマザーの方もいるでしょう。
この記事では、子どもに習い事をさせられないと引け目を感じているシングルマザーの方に向けて、習い事以外の選択肢があることを提案します!

田舎住みで習い事の種類もそんなにない…シンママでお金も時間もない…
そんな我が家の体験を踏まえて、すぐに実行できる方法を紹介します!
本記事によって焦っていた気持ちが軽くなり、等身大の子育てを楽しむヒントになれば幸いです!
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「周りはみんなやってる」は本当?データで見る小学生の習い事事情
実際のところ、どれくらいの家庭が子どもに習い事をさせているのでしょうか?
小学生の習い事事情を紐解いていきましょう。
小学生の「4人に3人」は習い事をしている

学研教育総合研究所が発表した「小学生白書Web版(2024年11月調査)」によると、小学生の76.7%が何らかの習い事をしていることがわかりました。裏を返せば、習い事をしていない子は「4人に1人」という割合です。
ちなみに、近年の「習い事をしていない子」の推移を見てみると以下のようになっています。
- 2022年調査: 27.5%
- 2023年調査: 22.9%
- 2024年調査: 23.3%

「周りはみんな習い事をしている」と感じて焦ってしまうのも無理はありませんね💦
ひとり親家庭では「習い事なし」もめずしくない

一方で、視点をひとり親家庭に移すと状況は少し変わります。
少し古いデータにはなりますが、母子家庭の47.4%、父子家庭の57.8%が習い事をさせていないという調査結果があります。

その背景には、経済的な理由以外に、送迎時間の確保が難しいなど、ひとり親特有のハードルがあると推測できます。
習い事をさせたくても物理的に無理という状況は、ひとり親家庭のあるあると言えるでしょう。
なお、シングルマザーの習い事送迎問題についてはこちらの記事も参考にしてください。

参考:札幌市「ひとり親家庭の生活と意識に関する調査結果(概要)」
習い事の数は「1〜2個」が主流
子どもに習い事をさせている家庭では、どれくらいの数の習い事をさせているのでしょうか?
ベネッセ教育情報の調査によると、小学生の習い事の数は「1〜2個」というケースが多いようです。

ママ友に話を聞いてみても、とくにきょうだいが多いご家庭では
「予算の関係もあるから、ひとり1つまで。その代わり、自分が一番やりたいものを真剣に選んでね」
と子どもに約束させているケースをよく耳にします!
あれもこれもと手を出さず、今の生活の中で無理なく続けられる範囲を見極めることも大切なことなのかもしれません。
参考:ベネッセ教育情報「【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介」
習い事だけじゃない!お財布に優しい「体験」の増やし方3選
子どもに習い事をさせられない……と、引け目を感じているシングルマザーの方もいらっしゃると思います。しかし、そもそも「習い事=子どもに絶対的に必要なこと」なのでしょうか?
習い事を通して子どもにどうなってほしいのか、その目的を考えてみることが大切です!

私の場合、「自分の好き・楽しいを見つけてほしい」という思いから習い事をさせたいと考えていました。
でも「好き・楽しいを見つけるなら、習い事以外の選択肢もあるのかも?」という考えに至り……。
いろいろな体験をさせることを目的に、習い事以外の方法も探しました。
ここでは、お財布に優しく、かつ子どもの興味を広げる体験を増やす方法を3つ紹介します。

「これは価値があった!」と感じた、我が家の体験も交えてお伝えします!
【公共施設】安く・幅広く子どもの興味を探れる
まずチェックしてほしいのが公共施設の活用です。
- 児童館・公民館
- 地区のスポーツセンター
- 警察署の柔道・剣道教室(←公共施設ではありませんが…)
上記のような施設では、子ども向けの講座・教室が定期的に開催されています。単発のイベントから、回数が決まった短期講座、継続が基本の教室まで形式はさまざまです。
ポイントは参加費の安さ!1回あたりで計算すると、数百円程度で体験できるものがほとんどです。これなら、お財布事情を気にせず「まずはやってみる?」と気軽に誘えます!

実際に我が家でも、公共施設には本当にお世話になっています!
これまで参加した講座の一例↓
- 料理
- マジック
- 水墨画
- グランドゴルフ
- ヒップホップダンス
- スケート
マジックや水墨画なんて、習い事として探すのは大変ですが、公共の講座ならひょっこり募集が出ていたりします!
とってもお得な公共施設の講座ですが、事前に親の負担について確認しておくと安心です。なかには、保護者のお手伝いが必要なケースもあります。
シングルマザーにとっては大きな負担になることもあるので、事前にチェックしておきましょう。
ちなみに、公共の講座は体験がメインで、発表会や大会がないことも多いです。
子どもが「もっと上手になりたい!」「ずっと続けたい!」と夢中になったときのことも、少しは頭に入れておくと安心かもしれません。
【YouTube】「見る」から「やってみる」へ!自宅を最高の体験に変える
YouTubeをきっかけに、自宅で新しい楽しみを見つけるという選択肢もあります。
「動画ばっかり見て……」とネガティブに捉えがちなYouTubeですが、使い方次第では子どもの興味を広げる教材にもすることも可能です。
ポイントは、やってみたいことを見つける目的でYouTubeを視聴することです。

我が家では自宅でできる科学実験の動画を見て、
- 家にある重曹やクエン酸を使って炭酸水を作ってみたり…
- 10円玉をピカピカに磨いてみたり…
自宅にあるものでいろんな実験を楽しんでいます!

私は「Scratch(スクラッチ)」の解説動画をマネしながら、自分でゲームを作るのにハマりました!
YouTubeなら再生速度を自分に合わせて変えられるし、わからないところは何度も見返せるのですごく便利!
ある程度のレベルまでは独学でプログラミングを習得できちゃいました!
小3の息子・なっぴーにお気に入りのチャンネルを聞いてみました!

ちゃんねるできたくんは、ぼくがひとりでできるものがたくさん!
材料も家にあるものが多いからすぐに作れるよ!

GENKI LABOも大好き!規模の大きい実験は迫力があるよ!!

最近はわんぱくスライムサムにはまってるよ!
いろんな道具を使って自分ではできないようなことがするのがおもしろいんだ!
子どもの好きを見つけるためのヒントとして、YouTubeを活用してみてくださいね!
【自治体】ひとり親家庭向けの習い事助成・学習支援を活用する
シングルマザーの方にぜひ知ってほしいのが、ひとり親家庭を対象とした支援事業です。
一部の自治体では、ひとり親家庭の子どもに対して、スポーツクラブや塾などの習い事費用を助成する制度を導入しています。
市内在住の生活保護世帯または児童扶養手当受給世帯等のうち、小学5年生から中学3年生までの子どもの保護者を対象に、子ども一人あたり年額12万円分のクーポンを交付しています。
事業に登録したピアノ教室・習字教室・スポーツ教室・塾などで利用できるそうです。
習い事の中でもとくに勉強に関するサポートは充実しています。
ひとり親家庭等の子どもたちを対象とした「地域の学習教室」が開催されています。
費用は無料または子ども1人あたり1日100円が上限で、元教員や塾講師、大学生などが学校の学習内容を中心に教えてくれるそうです。
こうした制度は自分から申請しないと受けられないことが多いです。
役所の窓口で相談したり、「○○市 ひとり親 習い事 支援」「○○市 ひとり親 学習 支援」などで検索したりして、探してみてください。
「習い事をさせられない=ひどい親・かわいそうな子ども」ではない!

周りの子どもが習い事をしている様子を見ると、「私は子どもに十分なことをしてあげられていない……」と自分を責めてしまうかもしれません。
でも、習い事をさせていないこと=ひどい親・かわいそうな子どもというのは違うと思います。
子どもを育てるうえで、一番大切なのは、家が子どもにとって安心できる場所であること!
無理をして習い事の費用を捻出し、生活がカツカツになって、ママがイライラしてしまう……。そんな状況は子どもにとってよいとは言えないでしょう。

私は、習い事へ行くことよりも、家でママと笑いながら今日あったことを話す時間のほうが、子どもの心には深く、温かい記憶として残るのでは?と考えています!
「お金をかければ何でも手に入る」という環境は、一見幸せに見えますが、工夫するチャンスを奪ってしまう側面もあります。
習い事に行けないという環境は、子どもにとって「じゃあ、自分たちでどう楽しむか?」を考えるきっかけになります。
今の環境で知恵を絞って楽しむ力は、大人になってから壁にぶつかったときに自分を助けてくれる、一生モノの才能になることでしょう!
「子どもに習い事をさせられない……」と焦らなくて大丈夫!

「周りの子どもと同じようにしてあげられない」という思いは、多くのシングルマザーが抱えている悩みです。お子さんの将来を真剣に考えているからこその悩みと言えます。
でも、一度立ち止まって考えてみてください。習い事は、あくまで子どもが健やかに育つための手段のひとつに過ぎません。
私の超個人的な意見ですが、今できる範囲で、お子さんの「好き」に寄り添ってあげれば大丈夫だと思っています!
もし「何かひとつくらいは習わせてあげたいな」と思ったら、まずは以下のアクションから始めてみるのはいかがでしょうか?
- 地域の広報誌でどんな習い事があるのかチェックする
- 1回完結の無料イベント(工作教室やスポーツ体験など)に申し込んでみる
- 自治体のHPなどで支援制度がないかチェックする
あなたらしいペースで、お子さんと一緒に「好き・楽しい」を見つけていく毎日を大切にしてくださいね!
